コップに入った水
マイナス思考なのかプラス思考なのかを見極める際には、とても分かりやすい質問があります。「コップに水が半分入っています。それを、水が半分も入っているとみるか、それとも半分しか入っていないとみるか。」というものです。半分も入っていると感じる人はプラス思考と言われていて、半分しか入っていないという人はマイナス思考だと言われますが、私自身はこの結論付けは単純すぎるので、あまり好きではありません。
私自身、「水が半分しか入っていない」と感じるので、心の中の根本はマイナス思考なのかもしれません。しかし、半分しか入っていないという状況を理解して、もっと水を入れるように努力や工夫をすることは、とてもポジティブで前向きだと思いませんか?コップに水が半分も入っていると感じることは、現状で満足してしまうことにもなり、水をコップ一杯にしようという努力をしなくなってしまう危険性をはらんでいます。また、水が半分入っているから大丈夫、と心の中で保険をかけている的な気持ちになることも、潜在意識にストッパーをかけることとなり、それ以降の成長や躍進を妨げる材料にもなりかねませんよね。だから、現状を客観的に理解して、パーフェクトな世界を目指すことは、決してマイナス思考だとは言えません。

引き算ではなく足し算

マイナス思考をプラス思考に変えるためには、心の中で引き算をするのではなく足し算をすることが大切です。コップに入った水を例にとると、「半分しか入っていないから飲むのは控えよう」と考えるのは引き算、つまりマイナス思考なのです。しかし「コップの水を半分ではなく一杯にするためには、自分が何をすれば良いか」と考えるのは、足し算つまりプラス思考となります。
おなじ出来事を経験しても、プラスに捉えるかマイナスに感じるかは、人によって異なります。マイナスだと感じると、不満が募って潜在意識にマイナスの感情が蓄積されますし、心のブロックがどんどん重くなってしまいます。発想の転換をすることによって、それまではマイナスの経験としか受け取れなかったことでも、自分にとってはプラスの経験だと受け取れるようになるはずです。そしてそれが、マイナス思考からプラス思考へ変わるためのコツとなるのです。一朝一夕で考え方を変えることは難しいかもしれませんが、慣れると毎日が楽しく、どんな経験でも自分にとってポジティブに受け取れるようになりますよ。