シンクロニシティとは?
シンクロニシティとは、精神分析界の中ではフロイドと並ぶ世界的な権威のカール・グスタフ・ユングによって提唱されたもので、「意味を持つ偶然の一致」のことです。定義だけを見ていても分かりにくいのですが、最も分かりやすいものに例えるなら、予知夢とか勘、虫の知らせなどですね。物事には全く持って偶然ということはありますが、その中には潜在意識の何かと共鳴していることがあったり、自分では偶然だと思っていても、実際には潜在意識との共鳴によって無意識のうちに自分自身をそうした状況に置くように動くなど、偶然だけれど偶然とは言えないこともあるものです。それを、シンクロニシティと呼びます。
シンクロニシティは大きく17の分野に分類されています。予兆とか夢、テレパシーなど私たちになじみのある分野もあれば、数字とか物体(人形など)に分類されるものもあります。また、複数の人が旅行先などで偶然に何回も顔を合わせるなど、偶然だけれど何か意味があるのかもしれないと感じざるを得ないパラレルライフも、シンクロニシティの一つに分類できます。その他には、窮地に陥っていて困り果てている時に、偶然のように差し伸べられる救いの手もシンクロニシティの一つですし、何年ぶりかに連絡を取った人と会う約束をしたけれど、再会する前にその人が亡くなってしまったと言う「死」も、シンクロニシティの分野の一つになります。

潜在意識との関わり

シンクロニシティで起こる偶然は、顕在意識や科学では解明することはできません。しかし、潜在意識のレベルまで掘り下げてみると、スピリチュアルな部分でその偶然を引き起こす何かを私たちは持っていて、それに向かって無意識のうちに自分の行動を管理していると考えられないでしょうか。例えば、どういうことか頭では理解できないけれど、なんとなく虫の知らせを受けたという場合、その虫の知らせはおそらく潜在意識のレベルから発せられたものだと考えることができます。決して科学では説明することができない未知の世界なわけで、それこそが精神世界を模索しながら自分自身の潜在意識と関わることができるキッカケになります。
もしも普段の生活の中で、なんとなく虫の知らせを感じたり、よく分からないけれど何かに突き動かされるような気持ちになったとしたら、それはもしかしたらシンクロニシティではないでしょうか。心の声に耳を傾けてみれば、思いがけない偶然を体験できるかもしれませんよ。